2020/06/16 11:35

1966年発売のレンズ固定式レンジファインダーカメラ"ミノルタ ハイマチック 7s"です。
初代のハイマチックはアメリカ初の有人宇宙船フレンドシップ7」と共に宇宙に行ったことから"7"の文字がつくようになりました。

その初代ハイマチックの受光素子をセレンからCdSに替え、マニュアル撮影も可能にしたのが"ハイマチック7"でその後に発売した"ハイマチック9"からフラッシュマチック機構を省略したカメラが"ハイマチック7s"です。
CdSを使用した露出計はファインダー内にLV値を表示し、シャッタースピードリングと絞りリングの両方を「A」のポジションにするとプログラムAEで、「A」のポジションから外すとマニュアル撮影ができファインダー内に表示したLV値をレンズ側であわせてるようにします。....が基本ダイヤルが重く操作しにくいのでプログラム撮影が便利でおすすめですね(セルフタイマーの時はマニュアルじゃないと使用できませんが)。
マニュアル撮影に切り替える時は必ずロックボタンを押して操作してね。また電源を切るのは感度設定のレバーでOFFにしてね。
よく売れた人気カメラだったのでネットで調べたら操作方法のサイトがいっぱいあるよ。
ファインダーが結構曇っているのでちょっと見にくいですが、分解清掃はお手の物という方もいらっしゃると思いますが気軽に使ってみようかという方に良いんじゃないでしょうか。

動作確認用にお試し電池も入っているので、フィルムを用意していただければすぐ撮影できちゃいます。